三光グループでは、廃タイヤをマテリアルリサイクルとサーマルリサイクルでタイヤ資源を有効活用し社会に循環しています。
こちらでは廃タイヤリサイクルの流れと、リサイクル資源の活用についてご紹介いたします。
廃タイヤリサイクルの流れ

廃タイヤを有効活用する2つのリサイクル
1. マテリアルリサイクルで新たな製品を生み出す素材に
マテリアルリサイクルとは、タイヤを粉砕してゴムをチップ化し、新たな商品を生み出す素材に生まれ変わらせることです。
タイヤ内のスチールコードや強化繊維を取り除き、ゴム部を適正なサイズにチップ化し、再生ゴムの原料やゴム成形品、舗装材、建材等の原材料として利用できます。
三光産業では、1ミリまで細かくゴム粉にすることが可能で、今後も様々なゴム商品素材として提供していきます。

2. サーマルリサイクルで新たなエネルギー源として再生

使用済みタイヤを破砕処理し、熱利用ができる新しいエネルギー源として再生しています。
タイヤの主要構成材料であるゴムは可燃物で発熱量が非常に高く、軽油や重油等の石油製品に匹敵する代替燃料となります。製紙工場をはじめとして、日本国内各地や海外へも輸出しています。
99.9%再利用を実現!
タイヤに捨てるところはありません。

タイヤを中古タイヤとして再利用するだけでなく、資源として新たに活用します。
発展を続ける自動車社会持続のために、タイヤの資源リサイクル化は世界的な課題となり注目されています。
三光グループの基幹事業に据えるリサイクル・資源エネルギー事業は、熱エネルギー源、あるいは素材として、目的別の適正な処理を行い、タイヤのすべての部材を資源に生まれ変わらせます。
この新たな資源は、社会において、多彩な利用価値を生み出しています。
酪農・農業シーンでバンカーウエイトとしてタイヤの新たな資源活用

酪農・農業では、古タイヤが「重し」として多く利用されてきました。
ただし、古タイヤは内側に水が溜まり、腐敗や害虫の発生など衛生的ではありません。
また、大型タイヤは約50kgもあり重く大きく作業も大変です。
これらを解消したのが大型タイヤを切断加工して作る『バンカーウェイト』です。
バンカーウエイトとは




バンカーウエイトとは、主に酪農や農業でバンカーサイロ(飼料などを貯蔵する施設)の重しとして使用される、輪切りにしたタイヤの事です
衛生的かつ作業効率の向上が図れ、酪農・農業の方々に多くの支持をいただいております。
お問い合わせは、お近くの農業協同組合様または弊社 勇払リサイクル工場まで連絡をお願いいたします。
大型タイヤを輪切りにしたもので、当社では切断面の無数のワイヤーを丁寧に切削加工しており手やシート等を傷つけることなく安全です。
マテリアルリサイクルで
様々なゴムチップの活用


ゴムタイヤチップの活用は年々需要が高まっています。
優れたクッション性があり、膝・腰への負担軽減、転倒時に衝撃を軽減できることから、公共の公園や散策路、道路などに広く活用されています。
最近では、スポーツ施設の人口芝スポーツフィールドにて、弾性充填剤としても活用されています。
三光グループのマテリアルリサイクル事業では、様々なサイズのゴムチップが製造可能で、商品ニーズに合わせてご提供しています。
北海道、本州にて12拠点のネットワーク

リサイクル工場
- 勇払リサイクル工場
- 大正リサイクル工場(高橋商事)
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リサイクル工場
- 旭川営業所
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- 富山営業所
- 舞鶴営業所
タイヤのリサイクル製品のご購入、
廃タイヤの回収などお気軽にご相談ください。
三光産業では廃タイヤ受け入れ、出張回収を行っております。
またリサイクルしたバンカーウエイトや、タイヤチップのご利用など、製品に関することもお気軽にお問い合わせ下さい。

